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女子テニスツアーのスロベニア・オープン（スロベニア/ポルトロス、賞金総額２２万ドル、ハード）は２２日、シングルス２回戦が行なわれ、第１シードのＤ・サフィーナ（ロシア）が登場、予選勝者のＫ・ペルバクに6-1, 6-2で快勝し、ベスト８進出を決めた。

ウィンブルドン準決勝でＶ・ウィリアムズ（アメリカ）に敗れて以来のツアー大会出場となるサフィーナは、わずか１時間１７分で１８歳のペルバクを下している。

今年４月から世界ランク１位の座を守り続けているサフィーナは、第１セット第３ゲームで３本のブレークピンチを迎えるも、これを切り抜けた後は危なげない試合運びを見せた。一方のペルバクは、第２セット第６ゲームで１度だけブレークに成功するも、それが最初で最後の抵抗であった。

今季３勝目を目指す２３歳のサフィーナは、Ｍ・カメリン（イタリア）と準々決勝で対戦する。ノーシードのカメリンは、第７シードのＶ・ドゥシェヴィナ（ロシア）を4-6, 7-5, 6-0の逆転で退けてのベスト８進出。

この他の試合では、Ｒ・デ=ロス=リオス（パラグアイ）が第４シードのＲ・ビンチ（イタリア）に6-3, 6-4で、Ｓ・ボーゲル（スイス）が第６シードのＬ・サファロバ（チェコ共和国）に7-5, 2-6, 6-3でそれぞれ勝利。結局、この日シード勢で勝ち上がったのはサフィーナのみとなっている。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。