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女子テニスツアーのパイロット・ペン・テニス女子（アメリカ/ニュー・ヘイブン、賞金総額６０万ドル、ハード）は２３日に開幕、女子シングルス１回戦３試合が行なわれ、ノーシードのＡ・チャクエタゼ（ロシア）が、第４シードのＮ・ペトロワ（ロシア）を0-6, 7-6 (7-4), 6-4の逆転で下し、２回戦に進出した。

早くも今大会を去ることとなった世界ランク１２位のペトロワは「もし第２セットの第２ゲームを取れていたら、結果は違っていたでしょう。彼女があのキーゲームを奪ったとき、彼女は調子を取り戻したと思ったでしょうね。」と試合を振り返った。

第２セットをタイブレークの末に奪い返しセットオールとしたチャクエタゼは、第３セットで５−０と大きくリードを奪う。しかし、そこからペトロワの逆襲を許し、一気に４ゲームを失うも何とか逃げ切り、２時間２６分で勝利を収めた。

元世界ランク５位ながら現在は同４８位と低迷しているチャクエタゼは「序盤は本当に悪かった。最初はチャンスがなくて、ミスにミスを重ねてしまったわ。彼女は失うものはないから、良いプレーになっていた。第３セットは悪夢のようね。勝ててラッキーでした。」とコメントを残した。

この他の試合では、Ａ・ボンダレンコ（ウクライナ）が主催者推薦のＭ・ショーネシー（アメリカ）を4-6, 6-3, 7-5の逆転で下したほか、Ｓ・バンマー（オーストリア）がＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）を7-5, 6-4のストレートで下し、それぞれ２回戦に進出している。

今大会の優勝賞金は９万８５００ドル。