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テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会10日目の9日、女子シングルス準々決勝がナイトセッションで行われ、第9シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が、地元勢のM・オーディン(アメリカ)を6-2, 6-2のストレートで下し、自身初となるグランドスラム準決勝進出を果たした。
19歳のウォズニアキと17歳のオーディンという10代同士の対戦となった準々決勝、ここまで第4シードのE・デメンティエワ(ロシア)や第29シードのM・シャラポワ(ロシア)などビッグネームを次々と撃破してきたオーディンであったが、この日は43本もの凡ミスを犯すなど、ウォズニアキのディフェンスを崩すことなく敗れ去った。
今大会の活躍によりアメリカ中に注目されることとなったオーディンは「もう十分です。この2週間は本当に違うものでした。ただのテニス選手から、アメリカのほとんどの人に私が誰か知られるようになりました。」と言い、続けて「そのことが今夜のプレーに影響したとは思いません。」と、付け加えた。
一方のウォズニアキは「今日はメラニーに勝ってしまってごめんなさい。皆さんのほとんどが彼女の勝利を期待していたことは分かっていました。」と、観客に向かって謝罪した。この日の試合でウォズニアキがダブルフォルトを犯したとき、何人かの観客は歓声を上げている。
グランドスラムでは4回戦がこれまでの最高成績であったウォズニアキは、ノーシードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)と準決勝で対戦する。ウィックマイヤーはこの日のデイセッションで、K・ボンダレンコ(ウクライナ)をストレートで下しベスト4入りを果たしていた。
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