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テニスのグランドスラムであるＵＳオープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード）は大会１５日目の１４日、男子シングルス決勝が行なわれ、第６シードのＪ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）が第１シードのＲ・フェデラー（スイス）を3-6, 7-6 (7-5), 4-6, 7-6 (7-4), 6-2の接戦の末に下し、見事グランドスラム初タイトルを手に入れた。

大会５連覇中のフェデラーは、この試合に勝てば自身が持つグランドスラム最多勝利数を１６に伸ばすだけでではなく、オープン化以降初となる今大会６連覇を達成するとともに、父親として初めてとなるグランドスラム優勝となるはずであった。

一方のデル=ポトロは、アルゼンチン勢としては１９７７年のＧ・ビラス（アルゼンチン）以来となるＵＳオープン制覇となった。