- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

デントとバグダティスが逆転で初戦突破◇マレーシア・オープン

男子テニスツアーのプロント・マレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、賞金総額94万7750ドル、ハード)は、大会初日の28日に主催者推薦で出場のT・デント(アメリカ)M・バグダティス(キプロス)の両者が共に逆転の末、初戦突破を果たした。

28歳のデントは、A・ゴルベフ(カザフスタン)を4-6, 6-3, 7-6 (7-4)で下し、何とか勝利を物に。第1セットを失ったあと、第2セットでは得意のサーブ&ボレーに冴えを見せ、セットオールへと持ち込んだ。勝敗を決める第3セットではゴルベフも全く譲らず、タイブレークへともつれた。2時間ちょうどの接戦を制したのは、完全復帰を目指して好調のデントへ軍配が挙がった。

「今日の試合はもっと早く勝敗を決めることができた。第1セットはブレークされて奪われたが、第3セットは先にブレークを奪い、サービング・フォー・マッチを迎えたけど、2度もダブルフォルトを犯してしまって少しストレスが溜まった。でも、自分のプレーに集中するよう努めたので、集中を切らすことはなかった。」と試合を振り返った。

デントは、2005年5月から複数回受けた腰の手術の治療とリハビリから復帰を図り、昨年の5月からチャレンジャー大会を含めコートへ戻った。しかし4大会連続初戦敗退と思うようなプレーができず、5大会に出場し2勝5敗と復活の兆しは見えなかった。

今年に入って徐々に勝ち星にも恵まれるようになったデントは、3月のソニー・エリクソン・オープンでは予選を勝ち上がって4回戦進出を果たし、USオープンでも3回戦まで駒を進めるなど、復帰当時は879位だった世界ランクも120位へと復活させて来た。この日もその勢いで、最後はゴルベフを押し切る形となった。

同様に、バグダティスもルー・イェンスン(台湾)を4-6, 6-3, 7-6 (7-5)と、こちらも逆転の末の勝利だった。バグダティスは17本ものサービスエースを繰り出したが、第2サーブではわずか38%しかポイントが奪えず、現在アジア人ナンバー1のルーにフルセットのタイブレークまで持ち込まれてしまった。最後は元全豪オープン準優勝者の実力を見せ、2回戦進出を決めた。

2006年の全豪オープンで見事な勝ち上がりを見せ、決勝でR・フェデラー(スイス)に敗れるも準優勝に輝き、同年8月には自己最高位の8位まで上り詰めていた。2008年には度重なる怪我に泣かされ、ランキングも100位圏外へと落ちていた。今年は思い出の地の全豪では4回戦進出を果たしたが、その後もかつてのようなプレーが出来ず、ウィンブルドンとUSオープンは欠場していた。この日の勝利で、復活の糸口をつかみたい。

残りの試合では、予選勝者同士の対戦となった。アメリカ人同士の対戦となったこの試合は、B・エヴァンス(アメリカ)M・ヤニ(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで下して2回戦進出を決めた。世界ランク129位のエヴァンズは同208位のヤニに対して、第1サーブでは88%と高い確率でポイントを奪うなど、サーブで圧倒し、一度もブレーク・ポイントを与えなかった。

2回戦ではデントは第1シードのN・ダビデンコ(ロシア)と、バグダティスは第7シードのD・フェレール(スペイン)M・ヨージニ(ロシア)の勝者と、エヴァンスは第3シードのR・ソデルリング(スウェーデン)と、それぞれ対戦する。

今大会は上位4シード選手は1回戦が免除されており、2回戦から試合を行う。第1シードはダビデンコ、第2シードがF・ベルダスコ(スペイン)、第3シードがソデルリング、第4シードがF・ゴンサレス(チリ)と続く。

今大会の優勝賞金は15万4000ドル。

(2009年9月29日10時43分)
その他のニュース
←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!