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男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン・テニス（東京/有明、賞金総額１２２万６５００ドル、ハード）は大会初日の５日、シングルス１回戦４試合が行われ、第４シードのＧ・モンフィス（フランス）が、予選勝者のＭ・イルハン（トルコ）を6-2, 6-4のストレートで下し、順当に２回戦に進出した。

世界ランク１３位のモンフィスは、同１３０位のイルハンに対し１５本のサービスエースを決めるなどサーブが好調で全てのサービスゲームをキープすると、６本あったブレークチャンスのうち３本をゲームに結びつけ、わずか６６分で初戦突破を決めた。

モンフィスは２回戦で、予選から勝ち上がってきたＭ・キウディネッリ（スイス）を迎え撃つ。世界ランク１００位のキウディネッリは、同４４位のＤ・セラ（イスラエル）に第１セットを先取されたものの4-6, 6-1, 6-4の逆転で勝利、２時間９分で初戦突破を果たしている。

そのキウディネッリの同胞である第７シードのＳ・ワウリンカ（スイス）は、Ｊ・アイズナー（アメリカ）を6-4, 6-4のストレートで退け、２回戦に駒を進めている。２４歳のワウリンカは、この試合で２度のブレークに成功すると、１時間３２分でアイズナーを振り切った。

世界ランク２３位のワウリンカは、２回戦でＳ・グロイル（ドイツ）と対戦する。同７１位のグロイルは、Ｍ・バッサロ=アルグエッロ（アルゼンチン）に4-6, 6-4, 6-2の逆転で勝利、２回戦に進出した。２００６年にも今大会に出場していたグロイルは、その時は鈴木貴男（日本）に敗れ、初戦で姿を消していた。

今大会の優勝賞金は３０万ドル。