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女子テニスツアーのジェネラーリ女子(オーストリア/リンツ、賞金総額22万ドル、インドアハード)は金曜日に準々決勝を行い、第1シードのF・ペネッタ(イタリア)がI・オラル(ルーマニア)を7-5, 6-2で下し、準決勝に駒を進めた。
世界ランク11位のペネッタはこれまでWTAツアーで8勝をあげているが、インドアでの優勝はまだない。準々決勝でペネッタはストロークで27本のミスを犯し、また第1セット5−4とリードした場面でブレークされてしまったものの、精神的には崩れることなく、勝利をものにした。
シーズン獲得ポイントの上位8選手に出場権が与えられるツアー最終戦のソニー・エリクソン・チャンピオンシップは、残る1枚の切符をめぐって熾烈な争いが行われている。チャンピオン・レースで11位のペネッタは、今大会と来週のクレムリン・カップの両大会で優勝を果たすことが条件で、何とかその夢を繋いだ。
ペネッタは準決勝で第3シードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)と対戦する。ウィックマイヤーは準々決勝で第8シードのS・エラーニ(イタリア)を7-5, 6-3で下した。
世界24位のウィックマイヤーは、ベスト4入りを果たした全米でもエラーニをストレートで下していた。準々決勝のウィックマイヤーは、第2セットで5−1とした場面で2本のマッチポイントをふいにしたものの、次のサービスゲームをしっかりキープし、試合に終止符を打った。
ドローの他の山では、第2シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)が第7シードのL・サファロバ(チェコ共和国)を6-3, 7-6 (11-9)で振り切り、準決勝に進んだ。
ラドワンスカは第1セット、2度のブレークに成功してそのまま同セットを奪う。第2セットでは一進一退の攻防が続き、タイブレークではサファロバに2本のマッチポイントを奪われるものの、それを乗り切り、逆に4本目のマッチポイントをものにすると、見事、接戦を制した。最後はサファロバのフォアハンドが長くなった。
ラドワンスカは準決勝でノーシードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)と顔を合わせる。クヴィトバは第4シードのC・スアレス・ナバロ(スペイン)を6-4, 7-5で下した。
第1セットは両者ともにブレークポイントを8本握ったものの、いずれもブレークに失敗、第10ゲームでようやくブレークに成功したのはクヴィトバだった。
クヴィトバは第2セットでも2度のブレークに成功し、勢いを持続、そのまま格上からの勝利を手中に収めた。クヴィトバは23度もネットに出るという積極的なプレーで、スアレス・ナバロを終始攻め続けた。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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