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女子テニスツアーのHPジャパン女子オープン(大阪/靱テニスセンター、賞金総額22万ドル、ハード)は18日、シングルス決勝が行なわれ、第3シードのS・ストザー(オーストラリア)が第4シードのF・スキアボーネ(イタリア)に7-5, 6-1のストレートで勝利、自身初となるシングルスでのツアータイトルを獲得した。
第1セットを先取した世界ランク15位のストザーは、第2セット第4ゲームでこの試合2度目のブレークに成功し3−1とリードを奪うと、同26位のスキアボーネに反撃の機会を与えず、第6ゲームでもブレークを奪い一気に突き放し、1時間8分で初タイトルを手に入れた。
ダブルスではグランドスラム2勝を含む22のタイトルを獲得している25歳のストザーであるが、シングルスでは過去5度のツアー決勝に進出しつつもタイトルには手が届かずにいた。
今大会では2回戦で森上亜希子(日本)、準決勝で第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)を下すなど好調で、この日もスキアボーネに1度もブレークを許さないという展開であった。
一方のスキアボーネは、この日の敗退でツアー決勝での成績を1勝10敗としている。
初タイトルと優勝賞金3万7000を手にしたストザーは「第1セットはとても良いプレーができて、ミスもありませんでした。第2セットでもその勢いが続きましたが、第5ゲームで彼女に流れが傾きかけました。その時は、自分にパニックにならずに第1セットを同じプレーをするように言い聞かせました。自分のプレーを貫いて、何が起きても落ち着こうとしました。持ち直すことができて、試合に勝てて嬉しいです。」と喜びを語った。
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