男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン（スウェーデン/ストックホルム、賞金総額６０万ユーロ、ハード）は２２日、シングルス２回戦が行われ、第１シードのＲ・ソデルリング（スウェーデン）がＡ・セッピ（イタリア）を6-1, 6-3のストレートで下し、順当にベスト８に進出した。
地元の大観衆に迎えられたソデルリングは、ここまでの２試合でセットを失うことなく準々決勝進出を決めている。
第１セットで２度のブレークに成功し、１本もセッピにブレークチャンスを与えなかったソデルリングは、第２セットでは２本のダブルフォルトなどが原因で０−３とリードされてしまう。
しかし、そこから立ち直ったソデルリングは６ゲームを連取、結局わずか６３分で試合に幕を下ろした。
今週の月曜に発表された最新のランキングで初のトップ１０入りを果たしているソデルリングは、Ｇ・ガルシア=ロペス（スペイン）とベスト４進出を懸けて対戦する。また、過去２回ほど今大会で決勝進出を果たしたソデルリングは、今大会で勝ち残っている唯一のシード選手となっている。
この他の試合では、Ｏ・ロクス（ベルギー）が第８シードのＦ・ロペス（スペイン）を4-6, 6-4, 6-1の逆転で下し、ベスト８進出を果たしているほか、Ｍ・バグダティス（キプロス）がＲ・ケンドリック（アメリカ）を6-2, 6-2で、予選勝者のＡ・クレマン（フランス）がＭ・ベレー（ドイツ）を3-6, 7-6 (9-7), 6-1でそれぞれ下し、準々決勝に進出している。
今大会第２シードのＴ・ハース（ドイツ）は、Ｊ・ニエミネン（フィンランド）と２回戦を行う予定であったが、試合直前にインフルエンザに感染し試合を棄権、１球も打つことなくニエミネンのベスト８入りが決まっている。
今大会の優勝賞金は９万３０００ユーロ。
（2009年10月23日10時20分）
