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男子の国別対抗戦であるデビスカップの決勝、ディフェンディング・チャンピオンのスペインとチェコが世界一の座をかけて対戦する。世界ランク2位のR・ナダル(スペイン)がメンバーに選出されれば、スペインのエースとしてチームを牽引することになる。
ナダルは、今年3月に行われたセルビアとの1回戦でシングルス2勝を挙げ、スペインの勝利に貢献した以来となるデビスカップ出場となる。またナダルは、アルゼンチンで行われた昨年の決勝を、ひざの怪我を理由に欠場している。
スペインチームの監督であるA・コスタ(スペイン)が月曜日に行った発表によると、世界ランク18位のD・フェレール(スペイン)がシングルス要員として、F・ベルダスコ(スペイン)とF・ロペス(スペイン)がダブルス要員として召集される見込み。
現在、ハムストリングの怪我からの回復を待っているフェレールは、先月に行われたバレンシア・オープン以来、試合には出場していない。
ナダルにとっては、2004年のアメリカとの決勝でA・ロディック(アメリカ)に勝利し、母国のタイトル獲得に貢献して以来となるデビスカップ決勝の舞台になる。昨年の11月から両ひざの腱炎に悩まされていたナダルは、今年の全仏オープン4回戦での敗退を機に治療に専念することになり、ウィンブルドンを欠場していた。さらにUSオープン後には、腹筋痛にも悩まされている。
2004年にデビスカップ初出場を果たしている23歳のナダルは、デビュー戦こそ黒星をつけているが、それ以降は12戦全勝と圧倒的な強さを発揮している。
シングルス4試合、ダブルス1試合の結果で勝敗が争われる決勝は、12月4日から6日まで、スペイン・バルセロナのパラウ・サン・ジョルディで行われる。
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