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女子テニスツアーのASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、賞金総額22万ドル、ハード)は6日、シングルス2回戦が行なわれ、主催者推薦で出場のクルム伊達公子(日本)が、第5シードのV・ラッツァーノ(フランス)を3-6, 6-3, 6-2の逆転で下し、今季開幕戦でベスト8進出を果たした。
クルム伊達が主催者推薦で今大会に出場するのは2年連続のこと。昨年は初戦で敗退していたが、今年は1回戦で元世界ランク5位のA・チャクエタゼ(ロシア)を下すなどしており、かつての世界ランク4位の実力をいかんなく発揮している。
現役復帰後、初めて世界のトップ20から白星を勝ち取ったクルム伊達は「現役に復帰したとき、パワフルでスピードのあるショットに対抗できるか自信はありませんでした。もっとトップ100の選手と練習する必要があるでしょう。もしツアーでもっと試合をすれば、目と体がそれに慣れてくると思います。」とさらなる向上に意欲的なコメントを残した。
今年9月には40歳の誕生日を迎えることになるクルム伊達は、準々決勝で第3シードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)と対戦する。ウィックマイヤーはI・オラル(ルーマニア)を6-2, 6-2のストレートで破り、ベスト8進出を決めている。
今大会第1シードのF・ペネッタ(イタリア)は、C・スアレス・ナバロ(スペイン)を6-2, 6-2と1時間18分で下し、ベスト8に名を連ねている。2008年の全仏オープン4回戦では、スアレス・ナバロにストレート負けを喫していたペネッタであったが、今回は5ゲーム連続でサービスブレークに成功するなどスアレス・ナバロを圧倒した。
準々決勝でペネッタは、世界ランク28位のD・チブルコワ(スロバキア)と4強の座をかけて対戦する。ノーシードのチブルコワは、第7シードのA・レザイ(フランス)に6-3, 6-4のストレートで勝利、ベスト8に進出している。
この他の試合の結果は以下の通り。
F・スキアボーネ(イタリア) (4) ○-× S・ミルザ(インド), 6-0, 6-3
A・コルネ(フランス) ○-× E・ヴェスニナ(ロシア) (6), 6-1, 6-1
S・ペア(イスラエル) ○-× M・リバリコワ(スロバキア), 6-1, 6-0
M・キリレンコ(ロシア) ○-× K・カネピ(エストニア), 6-2, 6-3
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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