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男子テニスツアーのブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、賞金総額42万4250ドル、ハード)は土曜日に準決勝を行い、第1シードのA・ロディック(アメリカ)が第4シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)を1-6, 6-3, 6-4の大逆転で下し、見事、決勝進出を決めた。
ロディックは決勝で昨年優勝の第2シードのR・シュティエパネック(チェコ共和国)と対戦する。シュティエパネックは準決勝でG・モンフィス(フランス)を6-2, 6-1で一蹴しての決勝進出。試合時間はわずか1時間だった。
ロディックは第1セット、得意のサービスの調子が悪く、2度もブレークされると、同セットを1−6で落としてしまう。ロディックがサービスをブレークされたのは今大会初めてのことだった。またブレークポイントを4度も手にしたものの、いずれもブレークに失敗していた。
しかし第2セットに入って気持ちを切り替えたロディックは、3−0とリードを重ねると、そのまま6−3で同セットを奪い返す。
ファイナルセットでは5−4までキープ合戦が続いたが、第10ゲームでロディックがブレークに成功、そのまま試合に終止符を打った。
熱戦終了後、ロディックは「人を困惑させるのが好きなんだ。」と言って、第1セットの調子の悪さをジョークにした。「(第1セットは)ボールが打てていなかった。でも彼(ベルディフ)はいいプレーをしていた。」
「試合のキーは第2セットの最初の数ゲームだった。それを奪うことができて、彼の勢いを止めることができた。」
ロディックは今大会、ダブルスにも出場しており、準決勝後はダブルスの準決勝にも登場した。ペアはデビスカップのチームメートでもあるJ・ブレーク(アメリカ)だったが、J・シャーディ(フランス)/M・ジケル(フランス)組に惜しくも4-6, 6-3, 11-13で敗退した。
勝ったJ・シャーディ/M・ジケル組は決勝で第1シードのL・ドロウィー(チェコ共和国)とL・パエス(インド)のペアと対戦する。
今大会の優勝賞金は6万3800万ドル。
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