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テニスのグランドスラムである全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード）は大会最終日の３１日、ミックスダブルス決勝が行なわれ、Ｌ・パエス（インド）/Ｃ・ブラック（ジンバブエ）組がＥ・マカロバ（ロシア）/Ｊ・レビンスキー（チェコ共和国）組を7-5, 6-3のストレートで下し、見事タイトルを獲得した。

第１セットは両チーム併せて５度のサービスブレークという展開となったが、経験に勝る３６歳のパエスと３０歳のブラックは、第１１ゲームでマカロバのサービスゲームをブレークしリードを奪うと、続くサービスゲームをきっちりとキープして第１セットを３６分で先取する。

第２セット第１ゲームでいきなりブレークに成功したパエス/ブラック組は、パエスのネット際での鋭いボレーとブラックの堅実なサービスゲームで相手に付け入るスキを与えず、５−３でリードして迎えた第９ゲームでこのセット２度目のブレークに成功、そのままゲームセットとなった。

パエスは男子ダブルスでは６個のグランドスラムタイトルを保持しており、ミックスダブルスでは今回が５度目のグランドスラム優勝となる。２００３年の全豪オープンでは、Ｍ・ナブラチロワ（アメリカ）とのペアでミックスダブルスを制している。

またパエスとブラックは２００８年のＵＳオープンでもミックスダブルスで優勝しており、今回がペアとして２度目のメジャータイトル獲得となった。