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男子テニスツアーのブラジル・オープン(ブラジル/コスタ・ド・サウイペ、賞金総額44万2500ドル、クレー)は14日、シングルス決勝が行われ、第1シードのJ・C・フェレーロ(スペイン)がL・クボット(ポーランド)を6-1, 6-0のストレートで圧倒、今季初タイトルを手に入れた。
わずか1時間でクボットに圧勝した元王者のフェレーロは、2008年のN・アルマグロ(スペイン)、そして昨年のT・ロブレド(スペイン)に続き今大会でのスペイン勢の連続優勝記録に一つ貢献することとなった。
世界ランク22位のフェレーロは、試合を通して44%の確率でしかファーストサーブが決まらなかったクボットのサービスを攻め、第1セットをあっさりと先制すると、第2セットでも勢いは止まらずベーグルで圧倒した。
キャリア通算13勝目となったフェレーロは、決勝の2日前に30歳になったばかりであった。
優勝賞金7万5700ドルを手にしたフェレーロは「こんなに一方的な決勝になるなんて予想していなかったよ。決勝の序盤はいつも緊張するし、今日もそうだった。最初から良いプレーをしていたと思うし、序盤から2つのブレークをリードできた。全く振り返らなかったよ。」と、決勝での自分のパフォーマンスに満足した様子だった。
一方のクボットは、今回が通算2度目のツアー決勝進出であったが、残念ながら念願のタイトル獲得とはならなかった。「今日はベストのプレーができなくて、とても運がなかった。彼は素晴らしいプレーでしたし、少しもチャンスをくれませんでした。」とチャンピオンを称えた。
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