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男子テニスツアーのリージョンズ・モーガン・キーガン選手権(アメリカ/メンフィス、賞金総額110万ドル、ハード)は17日、残りのシングルス1回戦3試合が行われ、第1シードのA・ロディック(アメリカ)が同胞のJ・ブレーク(アメリカ)を6-3, 4-6, 7-6 (7-3)のフルセットで振り切り、辛くも初戦突破を決めた。
何とか2回戦に進出したロディックは「僕らは何度も対戦しているし、彼が僕に勝った時もある。だから世界ランク60位くらいの選手で、彼ほどタフな選手はいないだろうね。」と同世代のライバルとの試合を振り返った。
世界ランク55位のブレークは、第3セットでロディックにリードを許したものの、第10ゲームで起死回生のブレークバックに成功すると、勝敗の行方はタイブレークに委ねられた。
タイブレークではサーブ力に勝るロディックが優勢な展開となり、ブレークがバックハンドで立て続けにミスを犯すなどし自滅、ロディックが1時間56分で勝利を手中にした。
タイブレークについてブレークは「いくつかのポイントで自分のプレーが出来なかった。何本かバックハンドをミスしてしまったし、常に彼からプレッシャーをかけられ続けたよ。」とミスを悔やんだ。
試合を通して22本ものサービスエースを決めたロディックは「タイブレークで良いサーブが打てたし、賢い組み立てだった。」とサーブの好調さをアピールした。
この他の1回戦では、X・マリス(ベルギー)が第4シードのT・ハース(ドイツ)を6-4, 3-6, 6-4で破る活躍を見せているほか、第8シードのS・クエリー(アメリカ)がR・ラム(アメリカ)を6-2, 6-3で、L・メイヤー(アルゼンチン)がM・フィッシュ(アメリカ)を6-4, 6-0でそれぞれ破り、2回戦に進出している。
シングルス2回戦3試合も同日に行われており、ノーシードのE・ガルビス(ラトビア)が第3シードのR・シュティエパネック(チェコ共和国)を7-6 (7-5), 7-5で破る波乱が起きているほか、第6シードのJ・アイズナー(アメリカ)がJ・ニエミネン(フィンランド)を6-7 (3-7), 6-4, 6-4で、P・ペッツシュナー(ドイツ)がE・コロレフ(ロシア)を7-6 (7-5), 7-6 (7-5)で破り、ベスト8進出を決めている。
今大会の優勝賞金は26万1500ドル。
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