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女子テニスツアーのアビエルト・メキシコ・テルセル・オープン女子(メキシコ/アカプルコ、賞金総額22万ドル、クレー)は23日、シングルス1回戦9試合が行われ、第1シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)がM・ヨハンソン(フランス)に6-2, 6-3のストレートで勝利、順当に2回戦に進出した。
今大会のディフェンディング・チャンピオンであるヴィーナスは、ハードコートで行われたドバイでの大会でタイトルを獲得してから、わずか数日でメキシコに移動しクレーコートで行われる今大会に臨んでいる。
この日の試合では、時差ボケとクレーコートへの調整不足が心配されたが、それは杞憂に終わったようだ。「本当に良い初戦でした。クレーでのリズムを思い出すことと、調整に努めました。」
グランドスラム通算7勝を誇るヴィーナスだが、唯一クレーコートで行われる全仏オープンではタイトルを獲得したことがない。しかし、2002年に1度だけ決勝に進出しているヴィーナスは、まだチャンスをあきらめてはいない。
「今ではとても我慢強くなったと思います。たとえオープンコートを見つけたときでも、クレーではウィナーの必要はないと分かっています。だから、それにつられることもありません。より賢いプレーが出来ていると思います。」と、クレーコートでのプレーの向上についてヴィーナスはコメントしている。
また、全仏オープンでのタイトル獲得についてヴィーナスは「これまでプレーしてきたクレーコート大会のほぼ全てで優勝していますし、全仏オープンでは決勝にも進出しています。まだタイトルを手にしていないだけです。私が他に比べてクレーでは良くないと言われていますが、そうは思いません。結局は私がどう思っているかの問題ですし、クレーは得意だと思います。」と、30歳の誕生日直前で迎える全仏に対し、前向きな発言を残した。
この日は他のシード勢も順当に2回戦に進出しており、第3シードのG・ドゥルコ(アルゼンチン)がL・フラデカ(チェコ共和国)を6-1, 2-6, 6-1のフルセットで振り切ると、第5シードのC・スアレス・ナバロ(スペイン)はG・アーン(ハンガリー)を6-0, 6-0で圧倒している。また、第7シードのR・ビンチ(イタリア)は、A・パーラ=サントンハ(スペイン)に2-6, 6-3, 6-4で逆転勝利を収めている。
この他の試合の結果は以下の通り。
C・カスターノ(コロンビア) ○-× K・ザコパロバ(チェコ共和国), 5-7, 6-4, 7-5
L・ポウス・ティオ(スペイン) ○-× P・メイヤー(オーストリア), 2-6, 6-2, 6-1
K・カネピ(エストニア) ○-× A・グラニッロ, 6-0, 6-1
E・ガロビッツ(ルーマニア) ○-× Z・ディアス, 6-3, 6-3
M・コリツェワ(ウクライナ) ○-× A・クルベール(ドイツ), 5-7, 7-5, 6-4
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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