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第３２回全国選抜高校テニス大会の団体戦は２７日、福岡県の九州国際テニスクラブで男女の個人戦準決勝と決勝が行われ、男子は近藤大基（湘南工大附）が、女子は今西美晴（日本）（京都外大西）が２試合を勝ち抜き優勝、全日程を終えた。

団体との２冠を目指す近藤は準決勝から個人戦に登場、その準決勝では粘りを見せる池川浩史（相生学院）を6-4, 7-5で振り切り決勝に進出、決勝では竹内遥丞（秀明八千代）を6-0, 6-1で一蹴、見事に団体との２冠を達成した。

一方の女子個人戦では、昨年の準優勝者である今西は準決勝で、団体戦との２冠を狙う江口実沙（日本）（富士見丘）を6-4, 6-3で下すと、決勝ではインターハイ準優勝者の美濃越舞（秀明八千代）に6-1, 6-3で勝利、見事タイトルを手に入れた。