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女子テニスツアーのアンダルシア・テニス・エクスペリエンス(スペイン/マルベーリャ、賞金総額22万ドル、クレー)は月曜日に初日を迎え、第4シードのA・レザイ(フランス)が主催者推薦で出場のベテラン、V・ルアノ=パスクアル(スペイン)を6-1, 6-1とわずか50分で一蹴して順当に2回戦進出を決めた。
この日レザイは、自身のサービスゲームでは終始主導権を握りポイントを重ねると、ルア=パスクアルのサーブに対しても攻撃的なリターンを見せ、両セット合わせて6度のブレークを奪い圧倒した。プレッシャーのかかったルアノ=パスクアルは、7本ものダブルフォルトを犯すなど、立て直す隙を与えてもらえなかった。
ルアノ=パスカルはダブルス巧者としても有名で、ダブルスのランキングでは世界1位の座にもついていた。今季はそのダブルスでは開幕から大会へ出場していたが、シングルスでの出場はこの日の試合が初めてだった。
レザイは昨年から行われたツアー最終戦の1つである『コモンウェルス・バンク・トーナメント・オブ・チャンピオンズ』で優勝を果たし、一気にランキングを26位と、トップ30入りを果たした。今週発表の最新の世界ランクでも20位と自己最高位を更新している。そのレザイは2回戦で、S・ザラボバ(チェコ共和国)を6-4, 6-0で退けたT・マレック(ドイツ)と対戦する。
その他の試合では、主催者推薦のE・カベサ=カンデラがP・マーティク(クロアチア)を1-6, 7-6 (7-3), 6-2の逆転で、P・エルコグ(スロベニア)がI・オラル(ルーマニア)を6-3, 6-4のストレートで下して2回戦へと進んだ。
カベサ=カンデラは第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)とラッキー・ルーザーのY・モイスバーガー(オーストリア)の勝者と、エルコグは第8シードのC・スアレス・ナバロ(スペイン)とR・ビンチ(イタリア)の勝者と、それぞれ2回戦で顔を合わせる。
今大会の上位シードは、第1シードがアザレンカ、第2シードが昨年8月にイタリア人女性として初めてトップ10入りを果たしたF・ペネッタ(イタリア)、第3シードが今週発表の世界ランクで10位と早くもトップ10入りをしてきたK・クレイステルス(ベルギー)、第4シードがレザイ。
今大会の第1回目となった昨年は、J・ヤンコビッチ(セルビア)がスアレス・ナバロをフルセットで下して優勝していた。ヤンコビッチは今年はエントリーしていない。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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