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女子テニスツアーのエストリル・オープン女子（ポルトガル/エストリル、賞金総額２２万ドル、クレー）は８日、シングルス決勝が行われ、Ａ・セバストバ（ラトビア）がＡ・パーラ=サントンハ（スペイン）を6-2, 7-5のストレートで下し、キャリア初となるツアータイトルとともに優勝賞金２万６７５６ユーロを手に入れた。

昨年の夏にトップ１００入りを果たしたばかりのセバストバは、今年３月の大会で初めてトップ１０選手から勝利を奪うと、ノーシードで出場した今大会では初戦では第１シードのＡ・サバイ（ハンガリー）、準決勝では第７シードのＳ・ポン（中国）を下し決勝進出の快挙を達成していた。

「とても嬉しいですし、初タイトルを手にすることが出来て、とても興奮しています。最後の２試合は良いプレーだったから、優勝にふさわしいと思います。」とジョークを飛ばしたセバストバは続けて「雨のせいで試合前の１０分しかウォームアップできなかったので、お互いにタフな試合だったと思います。第２セットでは彼女が盛り返してきましたが、最後までファイトできました。」と語った。

世界ランク７４位のセバストバは、ラトビア勢の女子選手として１９９３年以来となるツアータイトル獲得となった。