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男子テニスツアーのニース・オープン（フランス/ニース、賞金総額３９万８２５０ユーロ、クレー）は１８日、残りのシングルス１回戦４試合が行われ、第５シードのＭ・バグダティス（キプロス）が地元勢のＬ・レクーデル（フランス）に6-4, 7-5のストレートで勝利、順当に２回戦に進出している。

バグダティスは当初Ｍ・アンチッチ（クロアチア）と対戦する予定であったが、試合開始前にアンチッチが背中の負傷を理由に欠場しており、ラッキールーザーであるレクーテルとの初戦に臨んでいた。

世界ランク１７９位のレクーテルに１度しかブレークを許さなかったバグダティスは、２回戦でＳ・グロイル（ドイツ）と対戦する。

トップ１０復帰を目指す地元勢のＲ・ガスケ（フランス）は、Ｌ・ラコ（スロバキア）に6-3, 6-0で快勝し２回戦に駒を進めた。

ガスケと同じく地元勢のＦ・セラ（フランス）は、予選勝者のＩ・マルチェンコ（ウクライナ）を7-5, 7-6 (7-4)で下し、初戦突破を決めている。第１セットを先取したセラは、第２セットのタイブレークでダブルフォルトを犯し１−３とリードを許したものの、最後の５ポイントを連取して試合に終止符を打った。

残る試合では、Ａ・ドルゴポロフ（ウクライナ）が第６シードのＡ・モンタネス（スペイン）を6-3, 7-5で下す番狂わせが起きている。今月行われたエストリル・オープン準決勝で世界ランク１位のＲ・フェデラー（スイス）を下し連覇を達成していたモンタネスに対し、世界ランク５７位のドルゴポロフは１１本のサービスエースを決めると、３度のブレークを奪い勝利を収めた。

この日はシングルス２回戦が１試合だけ行われており、Ｓ・スタコフスキ（ウクライナ）がＡ・セッピ（イタリア）とのノーシード対決を7-5, 6-3で制し、ベスト８進出を果たしている。

今大会の優勝賞金は７万１２５０ユーロ。