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男子テニスツアーのニース・オープン(フランス/ニース、賞金総額39万8250ユーロ、クレー)は19日、シングルス2回戦7試合が行われ、O・ロクス(ベルギー)が第1シードのR・ソデルリング(スウェーデン)を2-6, 6-4, 6-4とフルセットの逆転で下し、ベスト8進出を果たすという番狂わせが起きた。
世界ランク7位のソデルリングは、同60位のロクスに対し15本ものサービスエースを決めたものの、試合を通じて3回ものブレークを許している。
ソデルリングのコーチであるM・ノーマンは試合後「我々は難しい試合になるだろうと分かっていた。ロビンの感覚は100%ではなかったし、十分な自信がある訳でもなかった。もちろん、これからのビッグ・トーナメントにむけての準備が出来ているとは言えない。」と23日から開幕する全仏オープンに不安を残していることを明らかにした。
今季初めてとなるツアー大会ベスト8入りを果たしたロクスは、準々決勝で地元勢のR・ガスケ(フランス)と対戦する。ガスケはA・ドルゴポロフ(ウクライナ)を6-0, 2-6, 6-3で下しベスト8進出となっている。
第2シードのF・ベルダスコ(スペイン)は、F・セラ(フランス)に6-2, 6-2で快勝し順当にベスト8入りを決めている。また第5シードのM・バグダティス(キプロス)もS・グロイル(ドイツ)に6-3, 6-2で快勝し、準々決勝に駒を進めている。
5本のブレークチャンスのうち3本をブレークに活かしたバグダティスは「コートでは良い感覚だし、勝つための解決策を見つけられている。コートではクレバーにいられるし、それに満足しているよ。」と、自らのパフォーマンスに満足している様子だった。
この他の試合の結果は以下の通り。
G・モンフィス(フランス) (3) ○-× M・キウディネッリ(スイス), 1-6, 6-1, 6-4
L・メイヤー(アルゼンチン) ○-× T・ベルッチ(ブラジル) (4), 6-4, 6-1
P・スタラーチェ(イタリア) ○-× L・クボット(ポーランド) (8), 6-3, 6-4
今大会の優勝賞金は7万1250ユーロ。
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