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男子テニスの国別対抗戦であるARAG・ATP世界チーム選手権(ドイツ/デュッセルドルフ、賞金総額75万ユーロ、クレー)は土曜日に決勝が行われ、アルゼンチンがアメリカにシングルスで2勝をあげ、1997年以来となるタイトルを獲得した。
シングルスの第1試合ではアルゼンチン代表のJ・モナコ(アルゼンチン)がアメリカ代表のS・クエリー(アメリカ)を1-6, 6-2, 6-3の逆転で下し、アルゼンチンに1勝目をもたらした。
シングルスの第2試合ではアルゼンチン代表のH・ゼバロス(アルゼンチン)がアメリカ代表のR・ジネプリ(アメリカ)を6-4, 6-7, 7-5で振り切り、この時点でアルゼンチンの勝利が決まった。
アルゼンチンとアメリカは過去に11度対戦しており、アルゼンチンは今回でようやく2勝目をあげた。またアルゼンチンが今大会で最後に優勝したは1997年のことで、同国は久々のトロフィーを手にした。
モナコ対クエリー戦では、クエリーがいきなり最初のゲームでモナコのサービスのブレークに成功すると、そのまま勢いを持続し、第1セットを6−1で簡単に奪う。
しかしモナコは第2セットに入ると調子を上げ、3−0とリードすると、そのまま同セットを6−2で奪い返す。
天王山の第3セットの序盤ではブレーク合戦が展開されたが、3−3からモナコが再びブレークに成功して4−3とリードする。第8ゲームでは5度のブレークポイントがありながらもモナコが何とかキープして5−3とすると、第9ゲームでは再びクエリーのサービスをブレーク。そのまま接戦に終止符を打った。
一方、ゼバロス対ジネプリ戦では、ゼバロスが第1セットを6−4で奪うと、第2セットでは1本のマッチポイントを手にする。しかしそれを取り損ねると、逆にジネプリがタイブレークで同セットを奪い返す。
しかし気落ちしなかったゼバロスは、最終セットの5−5から2ゲームを連取して勝利を決めると、その時点でアルゼンチンの久々の勝利が決まった。
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