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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会9日目の31日、男子シングルス4回戦4試合が行われ、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がノーシードのR・ジネプリ(アメリカ)を6-4, 2-6, 6-1, 6-2で破り、今大会では2年振りとなるベスト8進出を果たした。
第2セットをジネプリに奪われてしまったジョコビッチであったが、第3セット以降はリズムを取り戻し、2時間17分でベスト4に進出した2008年以来となる今大会での8強入りを果たした。
試合後の会見でジョコビッチは「僕は午前中は調子に乗れないんだ。だからリズムにを掴むまでに時間がかかってしまったんだ。彼は序盤からとてもアグレッシブで良いプレーをしていた。第1セットを取れたのはラッキーだったね。」と試合を振り返った。
一方、3回戦で2003年の今大会覇者であるJ・C・フェレーロ(スペイン)をフルセットで下していたジネプリは「もっと出来たとは思うけど、そのチャンスがなかった。彼のプレーが良すぎたし、僕のキャリアでも最高のショットを決められたよ。」と勝者を称えた。
2008年の全豪オープン以来となるグランドスラム・タイトルを目指すジョコビッチは、準々決勝で第22シードのメルツァーを迎え撃つ。メルツァーは、ノーシードのT・ガバシュビリ(ロシア)を7-6 (8-6), 4-6, 6-1, 6-4で下し、キャリア初となるメジャー大会ベスト8入りを決めている。
32大会目の四大大会出場で、初の準々決勝の舞台に臨む29歳のメルツァーは「最年長だからといって気負うつもりはないよ。初めて準々決勝に進出したことは素晴らしいこと。ここまで長い時間をかけてきたけど、年齢なんて気にならないほど素晴らしいことだよ。」と喜びを語った。
第2シードのR・ナダル(スペイン)は、第24シードのT・ベルッチ(ブラジル)に6-2, 7-5, 6-4のストレートで快勝、ベスト8入りを決めた。ナダルは準々決勝で、第19シードのN・アルマグロ(スペイン)とスペイン勢対決を行う。
アルマグロは第7シードのF・ベルダスコ(スペイン)を6-1, 4-6, 6-1, 6-4で下し、自身2度目となるベスト8入りを果たした。
今大会の優勝賞金は112万ユーロ。
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