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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝）は大会２日目の２２日、女子シングルス１回戦が行われ、予選を突破して本戦出場を決めた奈良くるみ（日本）が、世界ランク１１５位のＭ・デュケ=マリーノ（コロンビア）に6-4, 6-2のストレートで勝利、初戦突破を果たした。

第１セットを先取した奈良は、第２セットでは序盤でブレークを交換しあうと、第６ゲームと第８ゲームで立て続けにブレークに成功、一気にデュケ=マリーノを突き放し６３分で勝利を決めた。

１８歳の奈良は今年の全仏オープンで予選を勝ち上がりグランドスラムデビューを飾ったばかりであるが、メジャー本戦出場２大会目にして見事なグランドスラム初勝利を飾った。

一方のデュケ=マリーノは、６本のダブルフォルトと２１本の凡ミスを犯してしまい、試合を通して安定したプレーを展開した奈良の前に自滅した格好となった。

世界ランク１４９位の奈良は、２回戦で第９シードのＮ・リー（中国）と対戦する。