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セリーナ、ウォズニアキらが快勝 森田と奈良も勝利◇ウィンブルドン

テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会2日目の22日、女子シングルス1回戦が行われ、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)、第3シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)らが勝利したほか、日本勢からは森田あゆみ(日本)奈良くるみ(日本)の2人が初戦突破を決めている。

この日のセンターコートのオープニングマッチに登場したセリーナは、17歳のM・ラシェール・ダ・ブリート(ポルトガル)を6-0, 6-4のストレートで退けている。マッチポイントを15本目のサービスエースで決めたセリーナは、木曜日に1977年以来となるウィンブルドン訪問を控えているエリザベス女王を意識してか、勝利を祝福する観客に向けてお辞儀で応えた。

順当に行けばセリーナは女王が来訪する木曜日に2回戦を行う予定となっており、そのためにセリーナはお辞儀の練習を重ねているという。

「もっと自然に出来るようになりたいわ。今は本当にわざとらしいの。まるで今までお辞儀した事がないみたいに、多分本当のことでしょうけど。だけど楽しみにしているわ。」とセリーナ。

これまでグランドスラム1回戦では43戦して全勝を誇るセリーナは、試合開始から世界ランク148位のラシェール・ダ・ブリートを圧倒し、いきなり8ゲームを連取する。

第2セット第3ゲームをキープし、ようやく1ゲーム目を獲得したラシェール・ダ・ブリートはそこから積極的なプレーを展開、セリーナと強烈なラリーを応酬を演じてみせた。

「明らかに彼女はとても強烈だったわ。私にとっては良いことだわ。最近の選手は本当にハードヒットだから。早い段階でそういった選手と対戦できて良かった。」と語ったセリーナは、この日の試合で実に47本ものウィナーを決めている。

圧巻だったのはセリーナのサービング・フォー・ザ・マッチで迎えた第2セット第10ゲームで、セリーナは1本のサービスウィナーと3本のサービスエースを決め、ラシェール・ダ・ブリートに反撃のチャンスを許さなかった。

第3シードのウォズニアキはT・ガルビン(イタリア)に6-1, 6-1で快勝、順当に2回戦進出を決めている。1番コートの第3試合に登場したウォズニアキは、試合を通じて6度のブレークに成功するなどし、わずか47分で勝利している。

この日は今大会に出場している日本勢3人も初戦に臨んでおり、森田あゆみがT・タナスガーン(タイ)に7-5, 6-1で、奈良くるみがM・デュケ=マリーノ(コロンビア)に6-4, 6-2にそれぞれ勝利、両者ともに嬉しいグランドスラム初勝利となった。

一方、全仏オープンでは1回戦でD・サフィーナ(ロシア)を破る大番狂わせを演じていたクルム伊達公子(日本)は、第31シードのA・ドゥルゲグから第2セットを奪う健闘を見せたものの、ドゥルゲグに6-2, 6-7 (7-3), 6-1で押し切られ初戦で敗退、残すはダブルスのみとなった。

この他の試合の結果は以下の通り。

K・カネピ(エストニア) ○-× S・ストザー(オーストラリア) (6), 6-4, 6-4
A・ラドワンスカ(ポーランド) (7) ○-× M・シンク(ハンガリー), 6-3, 6-3
N・リー(中国) (9) ○-× C・シーパース(南アフリカ), 7-6 (7-5), 6-2
F・ペネッタ(イタリア) (10) ○-× A・メディーナ=ガリゲス(スペイン), 6-4, 6-0
V・アザレンカ(ベラルーシ) (14) ○-× M・ルチッチ(クロアチア), 6-3, 6-3
M・シャラポワ(ロシア) (16) ○-× A・ピヴォヴァロヴァ(ロシア), 6-1, 6-0
A・レザイ(フランス) (18) ○-× M・リバリコワ(スロバキア), 6-7 (8-10), 6-2, 7-5
S・クズネツォワ(ロシア) (19) ○-× A・アマンムラドワ(ウズベキスタン), 6-2, 6-7 (5-7), 6-4
鄭潔(中国) (23) ○-× P・パルメンティエ(フランス), 7-5, 6-4
D・チブルコワ(スロバキア) ○-× L・サファロバ(チェコ共和国) (25), 7-6 (7-5), 6-4
A・パブリュチェンコワ(ロシア) (29) ○-× I・ベネソバ(チェコ共和国), 6-3, 6-4
S・エラーニ(イタリア) (32) ○-× J・コイン(フランス), 6-2, 6-4
M・ニクルスク(ルーマニア) ○-× G・ドゥルコ(アルゼンチン), 6-3, 6-2
R・オプランディ(イタリア) ○-× H・ワトソン(英国), 6-4, 1-6, 6-3
A・ロディオノワ ○-× A・ケタボング(英国), 3-6, 6-2, 6-4
A・チャクエタゼ(ロシア) ○-× A・ペトコビッチ(ドイツ), 3-6, 6-4, 6-4
A・ブリアンティ(イタリア) ○-× J・クレイバス(アメリカ), 6-2, 7-5
E・ガロビッツ(ルーマニア) ○-× T・バシンスキー(スイス), 4-6, 7-5, 6-3
P・クヴィトバ(チェコ共和国) ○-× S・シルステア(ルーマニア), 6-2, 6-2
I・オラル(ルーマニア) ○-× A・コルネ(フランス), 5-7, 6-4, 6-4
B・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国) ○-× E・ヴェスニナ(ロシア), 6-1, 6-3
B・ヨバノフスキ(セルビア) ○-× C・デラクア(オーストラリア), 6-1, 6-0
A・パーラ=サントンハ(スペイン) ○-× O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ), 6-3, 2-6, 6-4
R・ビンチ(イタリア) ○-× S・バンマー(オーストリア), 6-3, 6-3

2004年の女王であるシャラポワが54分の快勝で勝ち上がっているほか、第7シードのラドワンスカなども順当に2回戦進出を決めている。一方、全仏オープン準優勝者のストザーが早くも敗退するという番狂わせが起きている。

全仏女王であるF・スキアボーネ(イタリア)も前日に敗退しており、全仏オープンの決勝で対戦した2人が今大会の初戦で敗退するという、オープン化以降で史上初となる珍事となった。

今大会の優勝賞金は100万ユーロ、日本円で約1億1200万円。

(2010年6月23日11時06分)
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