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女子テニスツアーのGDFスエズ・グランプリ（ハンガリー/ブタペスト、賞金総額２２万ドル、クレー）は金曜日に準々決勝を行い、昨年優勝で第７シードのＡ・サバイ（ハンガリー）が主催者推薦で出場のＡ・コルネ（フランス）を6-3, 6-1のスコアで一蹴し、ベスト４進出に名乗りをあげた。

両者は２年前に対戦しており、そのときはコルネが勝っていた。今回はサバイが持ち味の強打で６度ものブレークに成功、見事、ストレート勝ちを収めた。

サバイは準決勝で第２シードのＡ・ドゥルゲグ（ルーマニア）と対戦する。ドゥルゲグは準々決勝でＡ・セバストバ（ラトビア）を6-7(1-7), 6-2, 7-6(7-4)と、ファイナルセットのタイブレークで振り切ってベスト４進出を決めている。

ドローの他の山では、ノーシードから勝ち上がったベテランのＰ・シュニーダー（スイス）が第８シードのＰ・エルコグ（スロベニア）を7-5, 1-6, 6-4で振り切り、準決勝に駒を進めた。３１歳になるシュニーダーは得意のクレーコートで波に乗っており、２回戦では第１シードのＡ・クレイバノワ（ロシア）をストレートで下している。

そのシュニーダーは準決勝で、予選勝者のＺ・オンドラスコバ（チェコ共和国）と対戦する。オンドラスコバは準々決勝で第４シードのＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）を7-5, 1-6, 6-4で下し、格上から金星をあげてのベスト４入り。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。