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女子テニスツアーのGDFスエズ・グランプリ（ハンガリー/ブタペスト、賞金総額２２万ドル、クレー）は土曜日に準決勝を行い、昨年の覇者で第７シードのＡ・サバイ（ハンガリー）が第２シードのＡ・ドゥルゲグ（ルーマニア）を6-1, 5-7, 7-5で振り切り、見事、２年連続の決勝進出を決めた。

試合後、サバイは「非常に長い試合だった。またとても暑かった。それでも明日の決勝ではベストのプレーができそうに感じている。」と力強く語っている。

サバイは決勝でノーシードから勝ち上がったベテランのＰ・シュニーダー（スイス）と対戦する。クレーを得意とするシュニーダーは、準決勝で予選から勝ち上がっていたＺ・オンドラスコバ（チェコ共和国）を6-2, 4-6, 6-3で振り切っての決勝進出。

シュニーダーも昨年の今大会で決勝に進んでいたが、サバイの前に惜しくも準優勝に終わっていた。今年はベテランの意地をみせて昨年のリベンジを果たしたいところだ。またシュニーダーは２００８年のバリの大会以降、優勝から見放されたおり、明日の決勝では久々の優勝、ツアー１２勝目をねらう。

一方、地元期待のサバイは昨年、今大会で初優勝し、ツアー通算３勝目をあげていた。今年はもちろん、２連覇を目指したいところだ。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。