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女子テニスツアーのパレルモ国際女子(イタリア/パレルモ、賞金総額22万ドル、クレー)は15日、シングルス2回戦残り4試合が行われ、第2シードのA・レザイ(フランス)がM・デュケ=マリーノ(コロンビア)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで破るなど、シード勢が順当にベスト8へ駒を進めた。
レザイは接戦となった第1セットをタイブレークの末に奪うと、第2セットでは流れを一気に引き寄せ、1時間23分で快勝。先週行われたスウェーデン女子オープンで優勝した勢いを維持していた。
レザイは準々決勝で、地元から主催者推薦で出場のR・オプランディ(イタリア)と対戦する。オプランディはこの日、M・ゼッチ=ペスキリッチを6-4, 7-5で下しての勝ち上がり。地元の声援を受けたオプランディは、4度のブレークを許すものの、逆に6度のブレークを奪い、1時間40分のストレートで勝利を飾った。
同じく地元の応援を力にしたのが第3シードのS・エラーニ(イタリア)。エラーニはこの日、予選を勝ち上がったM・ルチッチ(クロアチア)を6-0, 7-6 (7-4)で倒した。第1セットをあっさり奪ったエラーニだったが、第2セットではルチッチの反撃に合い接戦となる。タイブレークへもつれ込んだものの、地元の観客を味方につけて勝利を手にした。
エラーニは準々決勝で、I・オラル(ルーマニア)を6-1, 6-2で下した第5シードのK・カネピ(エストニア)と顔を合わせる。グランドスラムであるウィンブルドンで、予選を勝ち上がってベスト8入りを果たしたカネピは、先週行われたスウェーデン女子オープンでは1回戦敗退を喫していたものの、この日は本来のプレーを取り戻し、わずか76分の快勝で8強入りを決めた。
「芝の大会からまたクレーへ戻るのはとても難しいこと。先週はそれを痛感したわ。でも、先週の敗戦後に良い練習ができて、またクレーで良い感触でプレーできるようになったの。それでもちょっと好不調の波があるわね。これからの試合でも良いプレーを続けたいわ。」とカネピは、徐々に調子を上げているのを実感しているうようだった。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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