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女子テニスツアーのガシュタイン女子（オーストリア/バートガシュタイン、賞金総額２２万ドル、クレー）は２２日、残りのシングルス２回戦４試合が行われ、ノーシードのＡ・コルネ（フランス）が、ディフェンディング・チャンピオンで第１シードのＡ・ペトコビッチ（ドイツ）を6-2, 7-5のストレートで破り、準々決勝進出を果たした。

大会連覇を目指す世界ランク３５位のペトコビッチは、第１セット序盤でブレークに成功しゲームカウント２−０とリードしたものの、そこからコルネに６ゲームを連取されてしまう。第２セットでも先にブレークに成功したペトコビッチは、５−３とリードして自らのサービスゲームを迎える。しかし、ダブルフォルトなどでコルネにブレークを許したペトコビッチは、第１１ゲームでもブレークされてしまい、そのまま敗退した。

今月初めに行われたブタペスト大会でもベスト８進出を果たしていたコルネは、９本あったブレークピンチのうち７本を切り抜けていた。

元世界ランク１１位のコルネは準々決勝で、主催者推薦で出場のＰ・メイヤー（オーストリア）とベスト４の座を懸けて対戦する。世界ランク１２３位のメイヤーは、第７シードのＴ・ガルビン（イタリア）を6-3, 6-4で下し、ベスト８入りを果たしている。

この他の試合では、Ｊ・ジョルジュ（ドイツ）がＭ・コリツェワ（ウクライナ）を6-2, 7-5で、Ｙ・モイスバーガー（オーストリア）がＬ・フラデカ（チェコ共和国）を7-5, 7-5でそれぞれ下し、準々決勝進出を果たしている。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。