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女子テニスツアーのガシュタイン女子（オーストリア/バートガシュタイン、賞金総額２２万ドル、クレー）は２３日、シングルス準々決勝４試合が行われ、ノーシードのＡ・コルネ（フランス）、Ｊ・ジョルジュ（ドイツ）らがベスト４進出を果たした。

元世界ランク１１位のコルネは主催者推薦で出場のＰ・メイヤー（オーストリア）を6-2, 6-7 (5-7), 6-1で、ジョルジュはＡ・ピヴォヴァロヴァ（ロシア）を6-4, 6-7 (4-7), 6-4と共にフルセットの接戦を制し、準決勝への切符を手に入れている。

２回戦では今大会の第１シードでディフェンディング・チャンピオンであったＡ・ペトコビッチ（ドイツ）を破っていたコルネは、メイヤーのサービスゲームで９度ものブレークに成功し２時間２４分で勝利、今シーズン２度目となるツアー準決勝進出を果たした。

一方の世界ランク６５位のジョルジュは、第２セット第１２ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチの大チャンスを迎えたものの、ここでピヴォヴァロヴァにブレークを許してしまうと、タイブレークの末にセットオールに追いつかれてしまう。しかし、第３セットでは３度のブレークを奪ったジョルジュが粘るピヴォヴァロヴァを振り切り、２時間４１分のマラソンマッチを制した。

もう一方の準決勝では、第２シードのＴ・バシンスキー（スイス）とＹ・モイスバーガー（オーストリア）が決勝への切符を懸けて対戦する。バシンスキーはＳ・ザラボバ（チェコ共和国）を6-0, 6-4で、モイスバーガーは第８シードのＡ・セバストバ（ラトビア）を7-5, 6-4でそれぞれ下し、ベスト４入りを決めている。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。