- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

前年覇者クレイステルスが快勝で3回戦へ◇USオープン

テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会3日目の1日、ボトムハーフの女子シングルス2回戦が行われ、ナイトセッションに登場した第2シードのK・クレイステルス(ベルギー)は、予選から勝ち上がってきたS・ピアーズ(オーストラリア)に6-2, 6-1で勝利、順当に3回戦進出を決めた。

今大会のディフェンディング・チャンピオンであるクレイステルスは、19歳で世界ランク201位のピアーズから6度のブレークを奪うなど終始圧倒、わずか56分で3回戦進出を決めている。

大会連覇を目指すクレイステルスは、3回戦で第27シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)と対戦する。今季のウィンブルドンでベスト4進出を果たしていたクヴィトバは、E・バルタチャ(英国)を7-6 (7-5), 6-3のストレートで破り、3回戦進出を決めている。

この日のデイセッションでは、選手が試合中に倒れるという事件が起きていた。

その事件は第10シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)G・ドゥルコ(アルゼンチン)の2回戦で、ドゥルコが第1セット5−1とリードし場面で起きた。アザレンカが突然プレーを中断すると、そのままコートに倒れこんだ。場内が騒然とする中、コートサイドに待機していたトレーナーが駆け寄ると、白いタオルでアザレンカの足を覆い、水を持ってくるように叫んだ。

その後しばらくはコート上で治療は続けられたが、結局アザレンカは車いすに乗せられコートから連れ出され、そのまま病院に送られた。病院ではいくつかの検査が行われ、その結果、アザレンカは軽い脳震盪を起こしたとの事。

今年のニューヨークは例年にないほど暑い日が続いており、3日連続で気温は32度を超しているばかりか、コート上の温度は40度にも達しようとしている。しかし、トーナメント側によれば、今回のアザレンカの体調不良は熱中症ではないとしている。

実際、アザレンカが発表したコメントでは、試合前のウォーミングアップをジムで行っていた最中、頭部と腕を強打していたとのこと。

「試合前にメディカルチームのチェックを受け、試合中も様子を見るためにコートサイドにいてもらいました。試合が進むにつれて気分が悪くなり、頭痛とめまいが始まりました。」

試合序盤からアザレンカはぐったりとした様子を見せており、ポイント間で時間を長く取り、時おり表情をくもらせるなど、体調に問題があるのが明らかだった。この時についてアザレンカは「目の前が見えづらくなり、衰弱し始めた。」と語っている。

思わぬ形での勝利となったドゥルコは「恐ろしいことです。誰かの体調が悪いのを見るのは良いことではないし、こんな形での勝利もです。彼女が回復していると良いですが。」と、アザレンカの体調を気遣った。

昨年の今大会でベスト8に進出する快進撃を見せていたM・ウダン(アメリカ)と第29シードのA・ボンダレンコ(ウクライナ)の試合は、ボンダレンコが6-2, 7-5のストレートで勝利している。

「本当に残念です。」とウダン。「あと10年はキャリアが続くとしたら、あと10回はUSオープンに出場できます。だから、来年の大会が間違いなく楽しみになるでしょう。」と、早くも来年に思いを馳せていた。

この他の試合の結果は以下の通り。

V・ウィリアムズ(アメリカ) (3) ○-× R・マリーノ(カナダ), 7-6 (7-3), 6-3
S・ストザー(オーストラリア) (5) ○-× A・ロディオノワ, 6-1, 6-4
F・スキアボーネ(イタリア) (6) ○-× M・カメリン(イタリア), 6-2, 6-1
E・デメンティエワ(ロシア) (12) ○-× S・バンマー(オーストリア), 6-3, 6-4
V・ラッツァーノ(フランス) ○-× M・バルトリ(フランス) (13), 7-5, 6-4
S・ペア(イスラエル) (16) ○-× P・パルメンティエ(フランス), 6-2, 6-3
F・ペネッタ(イタリア) (19) ○-× A・サバイ(ハンガリー), 6-1, 6-4
A・パブリュチェンコワ(ロシア) (20) ○-× S・ミルザ(インド), 6-2, 6-4
A・イバノビッチ(セルビア) ○-× 鄭潔(中国) (21), 6-3, 6-0
D・ハンチュコバ(スロバキア) (24) ○-× V・キング(アメリカ), 5-7, 6-3, 6-4
S・エラーニ(イタリア) ○-× A・クレイバノワ(ロシア) (28), 6-2, 6-3
M・ミネッラ ○-× T・ピロンコバ(ブルガリア) (32), 6-4, 6-0

元女王であるイバノビッチが第21シードの鄭潔を破っているほか、第13シードのバルトリ、第28シードのクレイバノワ、そして第32シードのピロンコバが2回戦で姿を消している。

今大会の優勝賞金は170万ドル。

(2010年9月2日12時33分)

その他のニュース
←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!