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男子テニスツアーのモゼール・オープン(フランス/メッツ、賞金総額45万ユーロ、ハード)は23日、シングルス2回戦5試合が行われ、第1シードのM・チリッチ(クロアチア)がL・ラコ(スロバキア)に7-5, 7-6 (7-3)のストレートで勝利、順当に準々決勝に駒を進めた。
USオープン2回戦で錦織圭(日本)にフルセット敗れて以来となる試合に臨んでいたチリッチは、12本のサービスエースを決めるなどラコに1度もブレークを許さず1時間46分で勝利、今季のインドア・ハードコートでの戦績を8勝1敗に伸ばした。
「今日のプレーにはとても満足している。」と、この日の2回戦が今大会初戦となったチリッチ。「彼はすでに試合をこなしているから、こんな形でトーナメントに入るのは簡単じゃなかったけど、序盤から快調だった。第2セットでは5本のブレークチャンスを逃してしまって、彼が調子を取り戻してしまったよ。」
現在世界ランク14位のチリッチは、年末に行われるランキング上位8名で争われるツアー最終戦への出場の可能性を残しており、今シーズンの残り2ヶ月が勝負となる。21歳のチリッチは今季、チェンナイとザグレブでタイトルを獲得し、全豪オープンではベスト4に入る活躍を見せていた。
チリッチは準々決勝で、P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。チリッチはこれまでにコールシュライバーと3度対戦しており、3連敗を喫している。「コールシュライバーとの試合はタフになるだろう。彼にはいつも負けているし、彼がこのサーフェスを得意にしているのも分かっている。」
30歳のX・マリス(ベルギー)は、31歳で第3シードのI・リュビチッチ(クロアチア)を7-5, 6-2のストレート破り、ベスト8に進出する波乱を演出している。ベテラン同士の対戦となったこの試合、リュビチッチは12本のサービスエースを決めたものの、マリスに3度のブレークを許し早くも大会を後にすることとなった。
世界ランク55位のマリスは、準々決勝で第8シードのG・シモン(フランス)と対戦する。シモンはI・シスリングを6-1, 6-7 (5-7), 6-3のフルセットで下し、今季3度目となるツアー準々決勝進出を決めている。
この他の2回戦では、M・ズベレフ(ドイツ)がN・マウー(フランス)を6-4, 6-2で、J・ニエミネン(フィンランド)がK・フリーゲン(ベルギー)を6-4, 6-1で下し、ベスト8入りを決めている。
今大会の優勝賞金は7万2150ユーロ。
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