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女子テニスツアーの下部大会である楽天ジャパンオープン（東京/有明、賞金総額１０万ドル、ハード）は大会初日の４日、シングルス１回戦６試合が行われ、第７シードの奈良くるみ（日本）が大前綾希子（日本）に6-2, 6-3のストレートで勝利、順当に２回戦に駒を進めた。

この他のシード勢では、第５シードのＴ・タナスガーン（タイ）が主催者推薦で出場の瀬間友里加（日本）を6-2, 6-2で退けた一方、１６歳のＬ・ロブソン（英国）が第６シードのＣ・マーケイル（アメリカ）を6-3, 3-6, 6-4のフルセットで破る番狂わせが起きている。

また奈良と同級生である土居美咲（日本）がＣ・カスターノ（コロンビア）を5-7, 6-3, 6-3の逆転で破り初戦突破を果たしたほか、Ｊ・コイン（フランス）が波形純理（日本）を6-4, 3-6, 6-3で、Ｓ・ベルトラム（フランス）がＬ・ジャンを6-1, 6-3で下している。

ダブルス１回戦も３試合が行われており、Ｕ・ラドワンスカ（ポーランド）／Ｏ・サウチュック（ウクライナ）組が岡田上千晶（日本）／田中真梨（日本）組に1-6, 6-1, [15-13]で、Ｙ・バスキ／Ｔ・ルザンスカ組が井上明里（日本）／高畑寿弥（日本）組を7-6 (7-3), 6-2で、そしてＡ・パノワ（ロシア）／Ｓ・ボーゲル（スイス）組がＮ・ラーチワカーン／Ｋ・リキナ組を6-3, 6-4で破り、ベスト８進出を決めた。