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男子テニスツアーの楽天ジャパンオープン(東京/有明、賞金総額110万ドル、ハード)は大会2日目の5日、シングルス1回戦12試合が行われ、世界ランク1位で第1シードのR・ナダル(スペイン)が順当に2回戦に進出したが、日本勢として期待がかかった錦織圭(日本)、添田豪(日本)、そして伊藤竜馬(日本)の3人は全員が初戦で敗退した。
世界ランク63位のS・ヒラルド(コロンビア)に6-4, 6-4のストレートで破ったナダルは「いくつかのゲームを0−30で始めてしまった。彼のプレーは良くて、とても積極的だった。僕のサーブはここ10試合くらいで最悪だったし、普段よりも少し疲れていたから全てのポイントに集中できなかった。」と、試合を振り返った。
今大会初出場で初優勝を目指すナダルは、2回戦で予選から勝ち上がってきた世界ランク200位のM・ラオニクと対戦する。ラオニクはF・セラ(フランス)を6-4, 3-6, 6-4のフルセットで下し、初戦突破を決めた。
対戦相手のラオニクについてナダルは「彼にはトロントでダブルスで負けている。彼はベースラインからとても良いプレーをするし、サーブも良い。だから、彼に対しては積極的に攻めたいね。」と、次戦の抱負を述べた。
この日のセンターコート第3試合に登場した錦織は、世界ランク54位のV・トロイキ(セルビア)に4-6, 2-6のストレートで敗れ、地元での大会を終えた。
第1セットこそ先にブレークを奪った錦織であったが、後半に逆転されセットを先取されると、第2セットだけで3度のブレークをトロイキに許してしまった。
第2シードのA・ロディック(アメリカ)と伊藤の対戦は、第1セットを失った伊藤が第2セットでは先にブレークしリードするなどの展開もあったが、地力に勝るロディックが6-4, 6-3で勝利している。
また添田と第5シードのG・モンフィス(フランス)の試合は、接戦となった第1セットを奪っていたモンフィスが第2セット終盤で抜け出し、7-6 (12-10), 6-4のストレート勝ちを収めた。
このほかの試合の結果は以下の通り。
J・ニエミネン(フィンランド) ○-× JW・ツォンガ(フランス) (3), 6-4, 5-7, 6-1
J・メルツァー(オーストリア) (4) ○-× J・モナコ(アルゼンチン), 6-4, 4-6, 6-1
A・セッピ(イタリア) ○-× I・ドディグ(クロアチア), 3-6, 6-4, 6-2
R・ガスケ(フランス) ○-× T・デ=バッカー(オランダ), 6-3, 7-6 (8-6)
M・キウディネッリ(スイス) ○-× M・ロドラ(フランス) (8), 6-3, 6-0
J・シャ−ディ ○-× E・ロジェ=ヴァセラン(フランス), 6-3, (2),
今大会の優勝賞金は26万1500ドル。
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