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女子テニスツアーの下部大会である楽天ジャパンオープン（東京/有明、賞金総額１０万ドル、ハード）は大会最終日の１０日、シングルス決勝が行われ、第４シードの森田あゆみ（日本）がＪ・クレイバス（アメリカ）を6-3, 7-5のストレートで下し、見事タイトルを獲得した。

第１セットでは全てのサービスゲームをキープしていた森田は第２セットではクレイバスに２度のブレークを許したものの、逆に３度のブレークを奪い、３６歳のベテランの追撃を振り切った。

今大会の女子部門は昨年からツアー下部大会に格下げとなっているが、日本勢がシングルスのタイトルを獲得するのは、１９９８年の杉山愛（日本）以来、通算５人目となる。過去には井上悦子、岡本久美子、そしてクルム伊達公子（日本）らが日本人チャンピオンとして名を連ねている。