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クレイステルスが通算3度目の最終戦制覇◇WTAチャンピオンシップス

女子テニスツアーの最終戦であるWTAチャンピオンシップス(カタール/ドーハ、賞金総額455万ドル、ハード)は大会最終日の31日、シングルス決勝が行われ、K・クレイステルス(ベルギー)C・ウォズニアキ(デンマーク)を6-3, 5-7, 6-3のフルセットで下し、今シーズン最後のビッグタイトルと優勝賞金145万ドルを手に入れた。

足の感染症のために大会出場を控えていた27歳のクレイステルスは、優勝した9月のUSオープン以来の出場となった今大会も制し、2009年8月の復帰後からツアー決勝での成績を6勝0敗に伸ばした。

第1セットを奪ったクレイステルスは第2セットでも4−1とリードし、ほぼ勝利を手中に収めていた。しかし、世界ランク1位のウォズニアキがここから脅威の粘りで試合はファイナルセットに突入する。第3セットでは再びクレイステルスが試合の主導権を握り、今季5勝目となった。

「タフな試合でした。」とクレイステルス。「勝てて嬉しいですが、キャロリーンには残念なことでしょう。だけど、あと何年くらい私が同じ事を出来るかはわかりません。」

今回の優勝でキャリア通算40勝目を達成したクレイステルスは、史上5人目となるツアー最終戦を3度以上制した選手となった。これまでの記録達成者は、M・ナブラチロワ(アメリカ)(8回)、S・グラフ(ドイツ)(5回)、C・エバート(アメリカ)(4回)、そしてM・セレス(アメリカ)(3回)となっている。

一方で世界ランク1位になったばかりのウォズニアキは、今大会を制することで新女王の地位を固めたかったが、あと一歩のところでそれはならなかった。また、今季ツアーベストとなる6大会で優勝しているウォズニアキであるが、いまだにメジャータイトルとは縁がない上、クレイステルス、J・エナン(ベルギー)V・ウィリアムズ(アメリカ)、そしてS・ウィリアムズ(アメリカ)から勝利を挙げていない。

準優勝に終わったウォズニアキであったが「とても素晴らしい1年でした。6大会で優勝しましたし、たくさんの良い選手達に勝利してきました。全ての試合に勝つのは不可能です。最終戦で決勝に進みましたし、今日は1試合に負けただけです。」と、シーズンを振り返って前向きなコメントを残した。

またウォズニアキは続けて「オフシーズンになれば、またトレーニングが始まりますが、今はこの1年を誇りに思います。」と、シーズンを締めくくった。

これまでにグランドスラム3勝を誇るクレイステルスは、ウォズニアキがメジャータイトルを獲得するのは時間の問題とした。「彼女はグランドスラムで優勝するでしょう。優勝できない選手としては優秀すぎます。彼女は若いですし、ナンバー1です。彼女に必要なのは、今のやり方を続けるだけ。本当に良いことをしていますし、良い結果も付いてくる。」と、太鼓判を押した。

試合開始から2−0とリードしたクレイステルスは、第1セット第9ゲームで3度目のブレークを奪いセットを先取すると、第2セットではウォズニアキのセカンドサーブを攻撃しブレーク、ゲームカウント4−1とリードを奪う。

しかしウォズニアキは、ここから5−5まで盛り返すと第11ゲームでこのセット2度目のブレークを奪い逆転に成功、続く自らのサービスゲームをキープしてセットオールに追いつく。

この時の状況についてクレイステルスは「少しベースラインから後ろに下がりすぎました。彼女にラリーを支配させてしまいましたし、それが私が試合をリードしていた要因だったのです。何本かのラリーのあと、少し足が疲れていることに気が付きました。そして、少し消極的なプレーになりすぎました。幸運にも、手遅れになる前に、そのことに気が付きました。」と、自らの分析を語った。

第3セットに入ると、第1ゲームでウォズニアキがいきなりのブレークに成功するも、直ちにブレークバックに成功したクレイステルスがプレッシャーをかけ続け5−2とリードする。

追い詰められたウォズニアキは、ここから1ゲームを取り返すものの時すでに遅し、第9ゲームをキープしたクレイステルスが2時間19分でタイトルを手に入れた。

「第3セットはとても接戦でした。」とウォズニアキ。「彼女は本当に良いプレーをしていました、特に重要なポイントでは。まさに経験の差が出てしまったと思います。」

クレイステルスとウォズニアキは、今大会の前に2009年のUSオープン決勝で1度だけ対戦があり、その時はツアー復帰したばかりのクレイステルスがストレートで勝利、劇的な復活劇となっていた。

(2010年11月1日11時42分)

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