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男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、賞金総額122万5000ユーロ、ハード)は火曜日にシングルス1回戦8試合を行い、第2シードで前年度覇者のN・ジョコビッチ(セルビア)がE・ガルビス(ラトビア)を6-4, 6-2のストレートで下し、大会2連覇へ向けて好スタートを切った。
第1セットでは1度ブレークを奪われたジョコビッチだったが、ガルビスから2度のブレークを奪い返しそのセットの先取に成功する。続く第2セットで調子を上げたジョコビッチは自身のサービスゲームでは1度もブレークポイントを握らせず、逆にガルビスから2度のブレークを奪い71分で勝利を物にした。
「大会の初戦だったから、何が起こるか想像がつかなかった。試合の序盤は良いリズムを掴もうと思っていた。その後も終始試合をコントロールできた。リターンも良かったし、我慢するところでは我慢も出来て、必要な時には良いテニスができたと思う。ストレート勝利で2回戦へ進めて今はとても嬉しい。」とジョコビッチは試合を振り返って勝利を喜んでいた。
23歳のジョコビッチは来週行われるパリでのマスターズ1000大会に続き、今季獲得ポイントの上位8選手しか出場できないツアー最終戦への出場も決まっている。加えて、その後にあるデビスカップでも祖国セルビアを率いて初の決勝進出を決めておりフランスと戦うなど、まだまだシーズンは終わらない。2回戦で彼はD・ブランズ(ドイツ)とJ・ニエミネン(フィンランド)の予選勝者対決を制した選手と戦う。
第6シードのM・チリッチ(クロアチア)は主催者推薦のM・キウディネッリ(スイス)を6-3, 6-3のストレートで倒して初戦突破を決めた。昨年の今大会ではベスト8入りしていたチリッチは、キウディネッリに4度握られたブレークポイント全てを退け、3度のブレークをキウディネッリから奪い1時間29分で勝利を収めた。
チリッチは今季3度目、自身6度目の優勝へ向けて予選を勝ち上がったJ・ハジェク(チェコ共和国)を6-3, 6-4のストレートで倒したD・ナルバンディアン(アルゼンチン)と2回戦を行う。
その他の試合結果は以下の通り。
S・ヒラルド(コロンビア) ○-× K・ベック(スロバキア), 6-2, 6-1
J・ティプサレビッチ(セルビア) ○-× D・イストミン(ウズベキスタン), 6-2, 6-4
V・トロイキ(セルビア) ○-× M・ベレー(ドイツ), 6-3, 6-0
R・ガスケ(フランス) ○-× ルー・イェンスン(台湾), 6-3, 6-1
A・ゴルベフ(カザフスタン) ○-× X・マリス(ベルギー), 7-5, 6-2
今大会の優勝賞金は29万1700ユーロ。
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