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男子テニスツアーのチェンナイ・オープン（インド/チェンナイ、賞金総額３９万８２５０ドル、ハード）は６日、残りのシングルス２回戦４試合が行なわれ、錦織圭（日本）がＡ・ファリャ（コロンビア）を4-6, 6-3, 6-2の逆転で破り、ベスト８進出を果たした。

１回戦で今大会２連覇中であったＭ・チリッチ（クロアチア）を破っていた世界ランク９８位の錦織は、第１セットを失った後の第２セットでも０−３と劣勢に立たされていたが、そこから９ゲームを連取し一気に試合の流れを掴むと、２時間８分で勝利を収めた。

２００９年のブリスベン大会以来となるツアー８強入りを果たした錦織は、第６シードのＪ・ティプサレビッチ（セルビア）とベスト４の座をかけて対戦する。世界ランク４９位のティプサレビッチは、Ａ・クドリャフツェフ（ロシア）を6-2, 7-6 (7-3)で破り、準々決勝進出を決めている。

この他の試合では、予選から勝ち上がってきた杉田祐一（日本）が登場したが、第８シードのＲ・ハース（オランダ）に6-4, 3-6, 4-6の逆転で敗退、惜しくもツアー大会でのベスト８進出はならなかった。

第３シードのＳ・ワウリンカ（スイス）はＤ・ゴフィンを7-6 (7-3), 7-6 (7-3)のストレートで下し、順当にベスト８入りを決めている。

今大会の優勝賞金は６万８８５０ドル。