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男子テニスツアーのPBZザグレブ・インドア(クロアチア/ザグレブ、賞金総額39万8250ユーロ、ハード)は1月31日に初日を迎え、シングルス1回戦4試合を行い、第5シードのF・マイヤー(ドイツ)が主催者推薦のF・スクゴールに2度のマッチポイントを握られるも、3-6, 6-3, 7-6 (8-6)の逆転で勝利。辛くも初戦敗退を免れた。
第1セットは世界ランク181位のスクゴールから1度もブレークを奪えなかった同38位のマイヤーは、2度のブレークを奪われそのセットを先取される。第2セットに入り安定したサービスゲームを展開し始めたマイヤーが逆に、2度のブレークをスクゴールから奪い勝敗の行方はファイナルセットへともつれた。
第3セットでは5−2とリードしたスクゴールは、マイヤーのサービスゲームでマッチポイントとなるブレークポイントを握るがマイヤーがキープし、続くスクゴールのサーブをブレーク、そのセットはタイブレークへともつれ込んだ。タイブレークでも両者引かず、6−5とリードしたスクゴールが2度目のマッチポイントを握るも取り切れず、最後はマイヤーが10-8で競り勝ち、辛うじて2回戦進出を決めた。
「今日はスロースタートだったけど、徐々にペースを上げられた。スクゴールはこの1年間で急成長している選手で、本当に素晴らしいテニスをしていたよ。」と語るマイヤーは2回戦ではR・シュティエパネック(チェコ共和国)と予選勝者のS・クーベック(オーストリア)の勝者と対戦する。
その他のシード勢では、第6シードのM・グラノジェルス(スペイン)が敗れる波乱があった。その波乱の立役者はI・ドディグ(クロアチア)でグラノジェルスを6-3, 6-2とわずか66分で一蹴した。ドディグはI・マルチェンコ(ウクライナ)と予選勝者のD・ラヨビッチの勝者と2回戦を行う。
その他の試合では、第8シードのM・ベレー(ドイツ)が主催者推薦のN・メクティッチを7-5, 6-1で、L・ラコ(スロバキア)がM・イルハン(トルコ)を4-6, 6-4, 7-5の逆転で下して初戦突破を決めた。
今大会上位シード4選手は1回戦が免除されており、2回戦からの登場となっている。第1シードはM・チリッチ(クロアチア)、第2シードがI・リュビチッチ(クロアチア)、第3シードにG・ガルシア=ロペス(スペイン)、第4シードはR・ガスケ(フランス)と続く。
また、ダブルスには2001年のウィンブルドン・チャンピオンで元世界ランク2位のG・イバニセビッチ(クロアチア)が主催者推薦で出場することで話題を集めている。今回はこの大会のプロモーション活動として出場するもので、地元クロアチアのエースであるチリッチと組んで1回戦ではF・ポラセック(スロバキア)/I・ゼレネイ(スロバキア)組と火曜日に対戦する。
今大会の優勝賞金はシングルス7万2600ユーロ、ダブルス2万2000ユーロ。
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