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リュビチッチらベスト8が出揃う◇PBZザグレブ・インドア

男子テニスツアーのPBZザグレブ・インドア(クロアチア/ザグレブ、賞金総額39万8250ユーロ、ハード)は3日、シングルス2回戦残り4試合を行い、第2シードI・リュビチッチ(クロアチア)D・ブランズ(ドイツ)を6-2, 6-3と危なげなく退けるなどベスト8が出揃った。

世界ランク15位のリュビチッチは2006年に今大会で優勝、2007年、2008年は準優勝を飾るなど、ここまで通算16勝4敗と相性の良い大会で、この日も7本のサービスエースを記録し自身のサービスゲームでは76%の確率でポイントを獲得、1度もブランズにブレークポイントを握らせず、わずか68分で一蹴して8強入りに成功した。

「とても良い試合だった。自分のテニスも最高だった。第1サーブの入りが悪かったけど、それ以外は本当に良かった。終始主導権も握れたし、彼のサーブにもっと手こずると思っていた。ボールが良く弾むけど、それは自分のプレーにはマッチしている。」とリュビチッチは自身のテニスに満足げだった。

リュビチッチはI・マルチェンコ(ウクライナ)を6-2, 6-3と1時間19分のストレートで下したI・ドディグ(クロアチア)と準々決勝で同胞対決する。ドディッグは今大会、2009年以来となる自身2度目の準々決勝進出を決めた。

その他、予選を勝ち上がったA・ボゴモロフJR(アメリカ)が第7シードのP・ペッツシュナー(ドイツ)を6-1, 6-2とわずか52分の快勝で破り、実に1年7ヶ月ぶりとなるツアー準々決勝進出を果たした。

ボゴモロフJRは準決勝進出を懸けて第4シードのR・ガスケ(フランス)と対戦する。ガスケはこの日の2回戦ではA・クレマン(フランス)と対戦する予定だったが、クレマンが肩を負傷してしまい、試合開始前に棄権を申し入れたため、ガスケは労せずベスト8進出を決めていた。

今大会の優勝賞金はシングルス7万2600ユーロ。

(2011年2月4日10時11分)

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