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女子テニスツアーのコルサニータス杯（コロンビア/ボゴタ、賞金総額２２万ドル、クレー）は１４日、シングルス１回戦４試合が行なわれ、この日の試合に登場したシード勢２人が揃って敗退する波乱に見舞われた。

第８シードのＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）と主催者推薦のＣ・カスターノ（コロンビア）の対戦は、地元の声援を受けたカスターノが7-6 (7-5), 2-6, 7-6 (7-5)のフルセットで勝利、２回戦に進出している。

メディーナ=ガリゲスはカスターノに対し５勝１敗と勝ち越しているが、唯一喫した敗戦が２００４年の今大会で、その時もファイナルセットのタイブレークの末に敗れていた。

１６本ものダブルフォルトを犯しつつも、格上のメディーナ=ガリゲスから勝利を奪ったカスターノは「地元でのプレーは良いものですし、応援してくれる人たちがいるのは素晴らしいことです。コロンビアでは、そう多くの大会はありませんから、この機会が得られて嬉しいです。」と喜びを語っている。

第３シードのＳ・ハレプ（ルーマニア）はＭ・ヨハンソン（フランス）と対戦、各セットともにリードを奪ったものの２５歳のヨハンソンを突き放すことが出来ず、逆にヨハンソンが7-6 (7-5), 7-5で勝利を収めている。

この他の試合では、Ｐ・メイヤー（オーストリア）がＭ・コリツェワ（ウクライナ）に6-2, 7-6 (7-4)で、Ｙ・モイスバーガー（オーストリア）がＴ・パノワ（ロシア）に7-6 (7-1), 6-3で勝利している。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。