- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も！

男子テニスの世界ランク１位であるＲ・ナダル（スペイン）が、３月４日から行なわれる国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ１回戦に、スペイン代表として出場することが発表された。ナダルがデビスカップに出場するのは、２００９年のチェコ共和国との決勝以来となる。

全豪オープンで左足の大腿部を負傷していたナダルであるが、１回戦が始まるまでには全快するとされており、世界ランク６位のＤ・フェレール（スペイン）、同９位のＦ・ベルダスコ（スペイン）、そして同４１位のＦ・ロペス（スペイン）とともにベルギーとの対戦に臨む。

スペイン代表チームの監督であるＡ・コスタ（スペイン）は、ナダルのデビスカップへの復帰を「非常に前向き」にとらえており、さらにナダルが「勝利への執念と安定感」とチームにもたらしてくれるとしている。

「世界ナンバー１であり、２０１０年の最優秀スポーツ選手をチームに迎えることは、安定感をもたらしてくれる。全豪オープンで怪我と負った後、トレーニングに戻るために、彼はやるべきことを全て行なっている。彼のトレーニングは続いているし、彼が代表合宿に加わる時には、彼の状態は完璧になっているだろう。」

２４歳のナダルは２００４年のデビュー以来、デビスカップ通算のシングルスで１４勝１敗の戦績を残している。また２００４年と２００９年には、メンバーの一人としてスペインの優勝に貢献しているほか、２００８年には準々決勝と準決勝に出場している。