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男子テニスツアーのアビエルト・メキシコ・テルセル・オープン男子（メキシコ/アカプルコ、賞金総額１１０万ドル、クレー）は２５日、シングルス準決勝２試合が行われ、第３シードのＮ・アルマグロ（スペイン）と第１シードのＤ・フェレール（スペイン）がそれぞれ勝利、決勝で対戦することとなった。

ここまで２週連続でツアー大会を制しているアルマグロは、Ｔ・ベルッチ（ブラジル）を7-6 (7-4), 6-4のストレートで退け、自らの連勝記録を１３に伸ばした。

「とても満足しています。」とアルマグロ。「これは厳しい練習を行ってきた賜物だと思いますが、まだ終わっていません。」

一方のフェレールは、第６シードのＡ・ドルゴポロフ（ウクライナ）を5-7, 6-1, 6-1の逆転で下し、決勝への切符を手に入れている。第１セットを奪われたフェレールであったが、第２セット以降はドルゴポロフにブレークを許さず、１６本のブレークチャンスのうち５本をブレークに結びつけた。

世界ランク１３位のアルマグロが今大会で優勝すると、南米で開催されているクレーコート・シリーズ４大会中、３大会を制することなり、これは史上初めてのこととなる。これまでに２大会でタイトルを獲得しているのは、Ｊ・Ｃ・フェレーロ（スペイン）、Ｔ・ロブレド（スペイン）、Ｒ・ナダル（スペイン）、Ｇ・ガウディオ（アルゼンチン）、Ｇ・クエルテン（ブラジル）らがいる。

今大会の優勝賞金は２６万４０００ドル。