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女子テニスツアーのモンテレイ・オープン(メキシコ/モンテレイ、賞金総額22万ドル、ハード)は2日、残りのシングルス1回戦2試合が行われ、第1シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)がL・ドミンゲス=リノ(スペイン)に6-4, 6-1のストレートで勝利、順当に2回戦に駒を進めた。
昨年は第1シードとして出場しながら、まさかの初戦敗退を喫していたヤンコビッチはこの日、世界ランク48位のドミンゲス=リノから両者合わせて7度のブレークという荒れた展開となった第1セットを奪うと、第2セットでは全てのサービスゲームをキープしながら2度のブレークに成功、1時間22分で初戦突破を決めた。
「今日はタフでした。彼女のプレーはとても良かったですし、たくさんスライスを打ってきました。自分のプレーは良い感触でした。ここには数日前に到着したばかりですし、コンディションが違いますが、勝てて満足です。とてもエンジョイしています。」と、ヤンコビッチは初戦を振り返った。
また、この日の試合が全豪オープン以来となったヤンコビッチは、勝利後のオンコートインタビューで「たくさんのケーキを食べました。何キロか太ったと思います。私は楽しんでいますし、たくさん食べます。だんだん歳を取り始めましたので、今を楽しみたいです。」とジョークを披露した。
もう一方の1回戦では、先週のアカプルコ大会でタイトルを獲得したG・ドゥルコ(アルゼンチン)が、第7シードのI・ベネソバ(チェコ共和国)に6-2, 7-6 (7-3)のストレートで勝利する波乱が起きている。
この日はシングルス2回戦4試合も行われており、前日に3時間近いマラソンマッチを行っていた第2シードのA・パブリュチェンコワ(ロシア)が、M・ウダン(アメリカ)を6-2, 7-6 (8-6)で破り、ベスト8進出を果している。
第1セットを先取パブリュチェンコワは、第2セットに入っても勢いが衰えず5−2とリードを奪うも、ここからウダンの反撃を許してしまい、タイブレークまで持ち込まれると、そのタイブレークでも4−6と劣勢に追い込まれる。しかし、ここから持ち直しに成功したパブリュチェンコワは最後の4ポイントを連取すると、1時間41分でベスト8の座を手に入れた。
「メラニーは昨日の相手よりも攻撃的でしたから、もっと集中する必要がありました。」とパブリュチェンコワ。「さらに良いプレーが出来ました。」
この他の試合では、第8シードのP・エルコグ(スロベニア)がB・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)を6-4, 6-7 (4-7), 6-2で下しているほか、G・アーン(ハンガリー)が第6シードのS・エラーニ(イタリア)を4-6, 7-5, 6-4の逆転で、O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)がA・クドリャフツェワ(ロシア)を6-3, 4-6, 6-0でそれぞれ勝利、ベスト8入りを決めている。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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