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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ1回戦、チェコ共和国とカザフスタンの対戦(チェコ/オストラヴァ、ハード)は初日の4日、シングルス2試合が行われ、1勝1敗のタイとなった。
この日のオープニングマッチでは、A・ゴルベフ(カザフスタン)がJ・ハジェク(チェコ共和国)との接戦を7-6 (7-4), 6-7 (3-7), 1-6, 7-6 (7-4), 6-3で制し、アウェイのカザフスタンが先制すると、続く第2試合では、T・ベルディフ(チェコ共和国)がM・ククシュキン(カザフスタン)に7-6 (7-5), 6-2, 6-3でストレート勝ち、1勝1敗のタイとした。
ハジェクの敗戦を受けてコートに立ったベルディフは第1セット、ククシュキンに先手を取られる苦しい展開となるがタイブレークの末にセットを先取すると、試合が進むにつれ自信を深め、第2セットでは4−0とリードを奪い、そのまま2セットアップとなる。
第3セットでは、ククシュキンも持ち直し、長いラリーになることが多く見られたが、ベルディフは世界ランク7位の実力を遺憾なく発揮、反撃を許すことなく試合に終止符を打った。
エースとして母国に1勝目をもたらしたベルディフは「とてもタフな試合でした。彼のことは良く知りませんでしたし、試合が始まると信じられないほど良いプレーをしていました。全てのポイントが全力でしたので、簡単なポイントは1本もありませんでした。タフな試合に勝てて、とても満足しています。」と、試合を振り返った。
土曜日に行われるダブルスでは、チェコがL・ドロウィー(チェコ共和国)とJ・ヴェセリー、カザフスタンがY・シューキン(ロシア)とE・コロレフ(ロシア)を送り出す予定となっているが、チェコは17歳のヴェセリーに代えてベルディフを起用することが予想される。
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