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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ１回戦、スウェーデンとロシアの対戦（スウェーデン/ボロース、ハード）は対戦初日の４日、シングルス２試合が行われ、ホームのスウェーデンが２勝０敗でリードを奪い初日を終えた。

第１試合では、今季すでに３大会でタイトルを獲得している世界ランク４位のＲ・ソデルリング（スウェーデン）がＩ・アンドレエフ（ロシア）に6-3, 6-3, 6-1で勝利、母国に１勝目をもたらした。

続く第２試合では、世界ランク７４９位のＪ・ヨハンソン（スウェーデン）がロシアのエースであるＴ・ガバシュビリ（ロシア）に6-3, 7-6, 6-4でストレート勝ちを収め、地元ファンを大いに喜ばせた。

２００８年からデビスカップのシングルスでは負けなしのソデルリングは「試合開始から、良い感触でボールが打てましたし、動きも良かったです。最初にブレークに成功してから、試合をコントロールできました。」と、試合を振り返った。

肩と肘の負傷のために、昨シーズンを棒に振っている２８歳のヨハンソンは試合後「最初の肩の手術から、セカンドサーブが打てなくなりました。だけど先月、何とか威力を上げるように頑張ってきましたし、全てのセカンドサーブで時速２００ｋｍ近いサーブでした。またダブルフォルトは１回だけでした。」と、自らのサーブについて満足そうだった。

ベスト８進出に王手をかけたスウェーデンは、２日目のダブルスにＳ・アスペリン（スウェーデン）とＲ・リンステッドを起用する。何とか一矢を報いたいロシアは、Ｉ・クニツィン（ロシア）とＤ・ツルスノフ（ロシア）に全てを託す。