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女子テニスツアーのBMWマレーシア・オープン（マレーシア/クアラルンプール、賞金総額２２万ドル、ハード）は４日、シングルス準々決勝４試合が行われ、元世界ランク４位のＪ・ドキッチ（オーストラリア）が第８シードのＢ・ヨバノフスキ（セルビア）を7-6 (7-4), 6-2のストレートで下し、７年ぶりとなるツアーベスト４進出を決めた。

２００４年から２００８年までツアーから離れていたドキッチは、２００９年の全豪オープンに主催者推薦で出場すると、史上４人目となるワイルドカードからのベスト８進出を果していた。

２０００年には１７歳の若さでウィンブルドン準決勝に進出する快挙を成し遂げていたドキッチは、準決勝でＭ・クライチェック（オランダ）を決勝への切符を懸けて対戦する。世界ランク１５０位のクライチェックは、予選から勝ち上がってきたＡ・クレマー（ルクセンブルグ）に6-2, 6-3のストレートで勝利している。

もう一方の準決勝では、第５シードのＬ・サファロバ（チェコ共和国）と第４シードのＪ・グロス（オーストラリア）が対戦する。

この日の試合でグロスは、第６シードの森田あゆみ（日本）との接戦を7-5, 3-6, 7-5で制しベスト４入りを果している。

一方のサファロバは、第２シードのＭ・バルトリ（フランス）に6-1, 6-4のストレートで初勝利を収め、準決勝進出を決めている。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。