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女子テニスツアーのソニー・エリクソン・オープン（アメリカ/マイアミ、賞金総額４５０万ドル、ハード）は２１日、シングルス予選１回戦が行われ、第１８シードの波形純理（日本）がＳ・デュボワ（カナダ）を3-6, 7-6 (7-5), 6-3の逆転で下し、本戦出場に王手をかけた。

世界ランク１１０位の波形は、同１４８位のデュボワに第１セットを奪われたものの、お互いに４度ずつのブレークに成功するという荒れた展開となった第２セットをタイブレークの末に奪取、勝負をファイナルセットに持ち込む。

第３セットで波形は、１度だけデュボワにブレークを許したものの、それを上回る３度のブレークに成功し勝利、２時間３４分のマラソンマッチを制した。

予選２回戦で波形は、第６シードのＫ・ペルバク（ロシア）と本戦の出場権をかけて対戦する。世界ランク８８位で１９歳のペルバクは、Ｚ・クコバを6-4, 4-6, 6-2のフルセットで下している。

この他の日本勢では、１９歳の土居美咲（日本）が予選から出場したものの、第２１シードのＡ・ルス（オランダ）の前に1-6, 2-6で敗退している。

今大会の本戦にはクルム伊達公子（日本）と森田あゆみ（日本）が出場する予定となっており、クルム伊達はＺ・オンドラスコバ（チェコ共和国）と、森田はＨ・ワトソン（英国）と１回戦で対戦する。