男子テニスツアーの米男子クレーコート選手権（アメリカ/ヒューストン、賞金総額４４万２５００ドル、クレー）は５日、残りのシングルス１回戦９試合が行われ、第６シードの錦織圭（日本）が予選勝者のＦ・スクゴールに6-3, 6-2のストレートで勝利、順当に２回戦に進出した。
世界ランク６１位の錦織は、同１４９位のスクゴールから試合を通して３度のブレークに成功すると、自らのサービスゲームを全てキープ、１時間１４分で初戦突破を決めた。
この他の試合では、予選を勝ち上がり本戦入りしていたＩ・カルロビッチ（クロアチア）が、第５シードのＢ・ベッカー（ドイツ）を7-6 (7-5), 6-4で破り、２回戦に進出している。
元世界ランク１４位のカルロビッチは、この日の勝利でベッカーに６連勝となった。またカルロビッチは、タイトルを獲得した２００７年の今大会では、１回戦でベッカーを破っていた。
その２００７年以来に今大会に出場しているカルロビッチは「最初はじめじめしていたから、すこし調整する必要があったけど良かったよ。」と、試合の感想を述べている。
この他の試合の結果は以下の通り。
Ｒ・スウィーティング（アメリカ） ○-× Ｔ・スミチェク（アメリカ）, 6-2, 6-2
Ｔ・ガバシュビリ（ロシア） ○-× Ｐ・カプデビル（チリ）, 6-4, 7-6 (7-4)
Ｈ・ゼバロス（アルゼンチン） ○-× Ｒ・ハリソン（アメリカ）, 6-4, 6-3
Ｊ・ブレーク（アメリカ） ○-× Ｃ・ベルロク（アルゼンチン）, 6-7 (3-7), 6-3, 6-4
Ａ・ラモス（スペイン）=ビノラス ○-× Ｂ・ダブル（アルゼンチン）, 6-4, 7-5
Ｓ・デウバーマン（インド） ○-× Ｒ・ケンドリック（アメリカ）, 6-2, 6-1
Ｉ・クニツィン（ロシア） ○-× Ｍ・ズベレフ（ドイツ）, 7-6 (7-1), 6-2
今大会の優勝賞金は８万６５０ドル。
（2011年4月6日17時11分）
