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テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、クレー）は大会初日の２２日、男子シングルス１回戦が行われ、錦織圭（日本）がルー・イェンスン（台湾）に6-1, 6-3, 6-4のストレートで勝利、昨年に続き２回戦に進出した。

昨年に続き２年連続で本戦出場となった錦織は、第１セットを３６分で先取すると、第２セットでは２度のブレークを許しながらも４度のブレークに成功し、セットカウント２−０とリードする。

第３セットに入るとルーが２−０と錦織から初めてのリードを奪うが、第４ゲームでブレークバックに成功した錦織は、第１０ゲームでこの試合８度目のブレークに成功、２時間２５分で初戦突破を決めた。

２１歳の錦織は昨年の今大会で４大会ぶりにグランドスラム本戦復帰を果たすと、１回戦でＳ・ヒラルド（コロンビア）にフルセットの逆転勝利を挙げたものの、２回戦ではＮ・ジョコビッチ（セルビア）にストレート負けを喫していた。

２年連続となる初戦突破を決めた錦織は、２回戦で第３１シードのＳ・スタコフスキ（ウクライナ）と対戦する。世界ランク３４位のスタコフスキは、地元勢のＤ・グエス（フランス）に6-7 (7-9), 6-3, 6-3, 6-3の逆転で勝利、２回戦に駒を進めている。

錦織とスタコフスキは今回が初対戦となる。